Fait Accompli

タイトル変えました

がんではなかった

こんばんは。

少し前から、舌の同じ場所に口内炎のようなものが頻繁にできるようになっていて、その度にうまく喋れない状態が数日続いていました。もしかして舌がんではないのか?とか、心配し始めたら色々考えてしまうものです。

ちょうど下の歯が一部欠けたような感じで、そこに舌が当たって痛いので、近所の歯科医院に行ってきました。初めて行くところなので、Google マップを片手に行ったのですが、表示の場所になく、すぐ近くに移転していました。まあその分かなりキレイな建物でした。

「口腔外科の診療とかされていますか?」

受付でまず訊きました。Google マップではここの医院は「歯科・口腔外科」とあったので、大丈夫だろうと思っていました。受付の女性も「診察なら大丈夫ですよ」と言ってくれたので、ほっとしながらエアコンのやたらきいた待合室(ちょっと暖房強すぎじゃね?)で待っていたら、5分ほどで呼ばれました。

おお、きれいな診察室だなと感心しているのも束の間、笑顔の素敵な女医さんから席を案内されました。え?院長って男性だよね?入口にもそう書いてあったけど…

女性に縁のない(だから未だ独身=いらんお世話じゃい!)私ですが、なぜか通っている病院は全て女医さんです。そういえば、今の住所に引っ越す前に通っていたかかりつけの内科も、院長が引退して娘さんが診察してくれていたし、そのすぐ近所にあった皮膚科(なぜか閉院してしまった)も、中山エミリさんに似た若い女医さんだったな…

余談になりましたが、口の中を女医さんは丹念に診てくれました。そしてレントゲン撮影。ああ、これで診察代が跳ね上がるぞ…と思いつつ出来上がりの写真を見ました。今の時代はタブレットなんですね。

分かってはいましたが、下の歯は欠けていて、おまけに虫歯もあるため、ここを治療してから新たに被せる(いわゆる銀歯だろうね)とのことでした。そして肝心の舌ですが…なんともないとのことでした。明るい声で「がんではないですよ」と言うものだから、周りの患者さんはどんな反応していたのやら。パーテーションに囲まれた診察台に座って、タブレットの横で説明を聞いていた当の私は、そんなことを知ろうとは全く思っていませんでした。

受付で神妙に尋ねた口腔外科の診察は何処へやらで、いたって普通の虫歯治療がこうして始まりました。欠けた歯を削り、中の虫歯を治療し、仮の詰め物をして終わりました。わずかながら可能性があったかもしれないがんの心配がなくなり、ほっとしました。しかし何度か通う必要があり、痛い出費となりそうです。